2026年5月6日、福島県郡山市の磐越自動車道で発生したマイクロバスの衝突事故。
部活動の遠征中だった高校生たち21人が死傷するという、最悪な結果となりました。
この事故で、マイクロバスを運転していた若山哲夫(わかやま てつお)運転手(68)の逮捕状を請求しました。
「曲がりきれなかった」と供述している若山哲夫運転手ですが、調査した結果、不自然な経歴や身体状況、さらには違法な「白バス」疑惑が浮上しているそうです。
一体、若山哲夫運転手とは何者なのか?事故の真相を調査してみました。
磐越自動車道で高校生を乗せたマイクロバスが事故し21人が死傷!

乗っていたマイクロバスがガードレールに衝突し、バスの外に投げ出された新潟市西区の高校生稲垣尋斗さん17歳が全身を強く打ち死亡しました。
この事故で稲垣さんの他20名も重軽傷を負ったという事です。
警察はマイクロバスを運転していた若山哲夫運転手68歳に対し過失運転致死傷罪で逮捕する方針を固めたようです。
事故現場にはブレーキをかけたあとが残っておらず、マイクロバスを運転していた若山哲夫さん(68)は、警察に対し、「曲がり切れなかった」などと話しているということです。
引用:ライヴドアニュース
この事故に対し、世間からはこのような声が聞かれます。
バス事故の件 運転手が無職ってなんだよ旅行会社じゃねーのかよと思ってたらほんとに旅行会社の人じゃなかったんだな…
— kannagi_ts (@kannagi_ts) May 7, 2026
今回のバス事故の運転手は68歳やからな
— LAST (@tktktaj) May 7, 2026
高齢のタクシーなんかも路上で危なっかしい運転しとるし運転できると思っとるんは本人だけやぞと
そろそろ60歳以上は免許更新の難易度を跳ね上げるべきやろと😮💨
マイクロバスは「少し大きい車」ではありません。
— セキツバ@バス運転士23年目 (@tsuba28385) May 7, 2026
生徒を乗せて高速道路を走るなら、
そこにある責任は貸切バスと同じです。
誰が運転するのか。
経験や健康状態は確認したのか。
安全管理は誰の責任か。
ここを曖昧にしてはいけない。#磐越道の事故 #バス事故
こんな風に言われているんですね。
では今回マイクロバスを運転していた若山哲夫運転手とはいったい何者なんでしょうか?
運転していた若山哲夫はいったい何者?

名前:若山哲夫
年齢:68歳
住所:新潟県胎内市
職業:無職(以前は市の会計年度任用職員)
若山哲夫運転手は、2022年度から2025年3月まで新潟県胎内市の会計年度任用職員として、イベント時などに市のマイクロバスを運転していました。
胎内市の非常勤職員として、市民の送迎や職員の視察の際にマイクロバスを運転する業務に携わっていたそうですが、在職中は「無事故で問題はなかった」ようです。
「私も何回か彼の運転するマイクロバスに乗ったことがあるが、特段、不安定だったり、危険な運転をする方というイメージはない」
また若山哲夫運転手は東京学館新潟高や開志国際高で長く陸上部を指導して、全国レベルの選手を多数輩出するなど陸上界では知られていた存在だったという事です。
若山哲夫運転手のコメント
自身が運転するマイクロバスが事故したことを受け、テレビ局のインタビューに応じた若山哲夫運転手はこのようにコメントしています。
【磐越道事故】TBS、早速バス運転手にインタビューしてて乾いた笑いが出た…pic.twitter.com/tnRJp7XVjm
— なん速ニュース (@SOWIETK) May 7, 2026
Q.他の高校などでの運転はあった?
若山哲夫(運転手)
「引き受けてた所だった」
Q.ブレーキ痕などがなかったが?
若山「スピードへの見極めが甘かった」
Q.居眠りをしていたとか?…
若山哲夫運転手は事故をしたことに対し反省をしているようですが、1人の尊い命が失われていますからね。
警察は過失運転致死傷罪の疑いで逮捕状を請求しているとのことです。
若山哲夫が事故を起こした原因は?

そもそも市の非常勤職員として、マイクロバスを日ごろから運転している若山哲夫運転手が事故を起こした原因とは何でしょうか?
杖をつき、乗り降りも大変なほどの身体状況だった?
若山哲夫運転手の身体状況に疑問の声が聞かれます。
若山運転手をタクシーに乗せたドライバーが、若山運転手に対しこう話されています。
「(車の)乗り降りが大変なぐらい足が悪いくらいな人。 つえをついたり傘でつえの格好で乗り降りしているぐらい歩くのは大変でした。 だからそういう状態の人がなんで(マイクロバス)運転したのかなって」
引用:FNNプライムオンライン
このタクシードライバーの話が本当なら若山哲夫運転手は足の踏ん張りがきかない、あるいはペダル操作に支障が出るほどの状態だったかもしれないのです。
実際、事故の現場ではブレーキ痕が見つからなかったそうなので、ブレーキが踏めない状態での運転だったかもしれません。
そう考えると、なぜそのような状態で20人以上の命を預かるマイクロバスの長距離運転を引き受けたのか理解できませんよね。
浮上する「白バス」疑惑
白バスとは、国(国土交通大臣)の許可を受けないで、自家用車やレンタカー(白色ナンバー)を使用して、有償で(お金を貰って)人(客)を運送する車両を言います。
緑ナンバー(営業ナンバー)以外の車両は、原則として有償で人を運送することができません。引用:警視庁
今回のケースがなぜ「白バス」と疑われているのでしょうか?それは実質的な営業行為があったかどうかです。
「レンタカー+運転手」の提供は原則禁止
日本の法律(道路運送法)では、レンタカー会社や旅行会社などがレンタカーと運転手をセットで手配することは禁じられているそうです。
本来の形としては、学校側がレンタカーを借りて、それとは別に運転手を自分たちで探して雇う必要があります。
ですが、今回蒲原鉄道の営業担当者が間に入って、車と運転手の両方をマッチングさせている状態なんですね。
これが白バスなのでは?と疑問視されているみたいです。
蒲原鉄道側の主張
一方、蒲原鉄道側は「お手伝いだった」と主張しており、手数料も受け取ってないと言っています。
「お手伝い」にすることで、バス会社としての安全管理義務を逃れようとしたのではないか?という点が批判されているのです。
またレンタカーを借りる際、実際に運転する人の免許証を確認するのは当たり前ですが、今回は行われていなかったようです。
【さすがにこの態度はない】
— サナエトしんじろう (@24chokemaru) May 7, 2026
常磐道マイクロバス死亡事故…
蒲原鉄道貸切バス予約センター営業担当
金子賢二氏
「はっきり申し上げれば契約手続きをしたのが僕ですし、免許の提示も私です」
↓
「それでも運転手は違っているというとこですよね」
↓
記者… https://t.co/lvoDgZ7zh1 pic.twitter.com/NJlZHxP3L8
この担当の会見での態度もかなり炎上しているようです。
確かに、人が1人亡くなった事を考えれば関係者でもあるので、この開き直ったような態度に批判が殺到するのも仕方ないかもしれません。
そして、営業担当者の名義で借りた車を、身体状況に不安のある若山哲夫運転手に運転させていたことは、「運転手の適性を隠した」と捉えられても仕方がない気がします。
若山哲夫にはどんな罰則が与えられる?

過失運転致死傷罪の罰則
今回の事故では、1人が死亡し、20人が負傷しており、そのうち5人が重傷を負っています。
この事から警察は若山哲夫運転手には過失運転致死傷罪が逮捕状として請求されるのではと言われています。
過失運転致死傷罪(かしつうんてんちししょうざい)とは、自動車の危険運転で人にケガをさせるまたは死亡させたときに問われる罪です。罰則は、7年以下の懲役・禁固又は100万円以下の罰金刑が科せられます。
引用:ベンナビ刑事事件
「白バス」行為に関する罰則
若山哲夫運転手には白バス行為に対する罰則も与えられるかもしれません。
違法な白バス行為が認定された場合、道路運送法違反として別途罰則が科される可能性もありますね。
こちらは国土交通省が現在調査中だということです。もし白バスと認められたら次のような罰則になると言われています。
| 対象 | 罰則の内容(道路運送法) | 社会的な影響 |
| 若山運転手(本人) | 3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金 | 無許可営業の実行犯として処罰。 |
| 蒲原鉄道(関与した組織) | 運営許可の取り消しや事業停止 | バス会社としての信頼を完全に失い、営業継続が困難になる。 |
| 営業担当者(個人) | 違反の幇助(ほうじょ)としての処罰 | 虚偽の契約や違法な手配の責任を問われる。 |
民事上の責任
若山哲夫運転手が運転するマイクロバスの事故で実際に稲垣尋斗さんがバスの車外に放り出され死亡しています。
また他の20名ほどの同乗者も重軽傷を負っているので、被害者や遺族に対する損害賠償責任も発生することでしょう。
死亡事故の場合、数千万円から億単位の賠償金が求められる可能性もあるようですね。
まとめ
磐越道で起きたマイクロバス事故。若山哲夫運転手は杖をつかなければ歩行も困難な身体状況なのに事故を起こして1人の尊い命が失われてしまいました。
そこに「白バス」という違法性の疑いがある運行体制が重なったので、被害者の方にとって見たら怒りでしかないと思います。
なぜこれほどずさんな管理が放置されていたのでしょうか?徹底した真相究明が求められます。