「最近、V系バンドのグランギニョルという名前をよく目にするけど、一体どんなバンドなの?」と思われる方も多いと思います。
このグランギニョルは、単なる新しいV系(ヴィジュアル系)バンドではありません。
DMMが仕掛けたメディアミックスプロジェクトの一部なんですね。
それも今までもV系で活躍してきた豪華な顔ぶれが集まった超実力派ユニットです。
そんなV系バンドのグランギニョルについてどんなバンドでメンバーの経歴やバンドの世界観をお伝えします!
一部批判もあるような事も聞かれるようですが、活動スタイルも一緒に見ていきましょう!
V系グランギニョルはどんなバンド?

グランギニョルは、DMM Musicが作ったメディアミックスプロジェクトから生まれたヴィジュアル系ロックバンドです。
2024年に本格的に活動を始めており、ゴシックロックとキャッチーなハードロックのミックスで人気を集めていますね。
TRUMPシリーズの吸血鬼の世界を音楽で表現して、物語の内容をより楽しんでもらえるような活動をしているんですね。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ジャンル | ヴィジュアル系(ゴシックロック、メロディアスハードロック) |
| 活動開始 | 2024年 |
| 所属 | DMMミュージック |
| コンセプト | 吸血鬼と不死の伝説を基にしたダークファンタジー |
グランギニョルの音楽は、単なる企画物ではないです。
美しいメロディラインだったり、ヘヴィメタルでありながらドラマティックな展開だと、V系を長い間聴いているファンも唸らせる高い完成度があるんですね!
なぜ今頃V系なのか?
V系と言えば、派手なメイクや衣装だったり、ゴシックな世界観が魅力のロックバンドですね。
1990年代にはX JAPANやMALICE MIZERなどがブームになり、オリコンでもV系バンドが上位になる事が多かったです。
そんなV系バンドというスタイルが2024年あたりからまた人気が再燃してきているらしいです。
外国人ファンの増加やLUNA SEAなど大御所の再現ライブが話題になりました。海外配信で世界的人気が高まっているのも大きいですね!
なので新しくV系バンドとして始めるものや、90年代に人気だったV系バンドが再結成している動きもあります。
当時V系バンドが好きだった年代の方にとっては、嬉しい事じゃないでしょうか!
グランギニョルはDMMのTRUMPシリーズで始動しました。
タイミング的に吸血鬼のゴシック世界観がV系のスタイルにぴったり合ったので、メディアミックスとしてファン層を広げやすいと感じたからでしょうね。
DMMの「TRUMP」プロジェクトとは?
そもそもDMMの「TRUMP」プロジェクトとは、吸血鬼と人間が一緒に暮らす世界を舞台にしたエンタメシリーズなんですね。
2009年から続く舞台作品が中心であり、不死の力を失った吸血鬼たちが「永遠の命を持つ伝説のTRUMP」を追い求める物語を描く内容です。
「TRUMP」シリーズは、吸血種と人間種が共存する社会を舞台に、不死を失った吸血種《ヴァンプ》たちが、永遠の命を持つとされる《トランプ》の不死伝説に翻弄されていく様を描きます。
引用:合同会社DMM.com
内容と広がり方としてはこんな感じでしょうか?
| 要素 | 詳細 |
|---|---|
| 基本ストーリー | 吸血鬼社会の事件、愛、裏切りをドラマチックに描く。 不死の「TRUMP」を追うシリアス展開。 |
| キー要素 | 血盟議会やハンターの活躍、繭期少年の成長、育児捜査のコメディも混ざる多様なテイスト。 |
| 舞台 | 2009年からのメイン公演、長寿シリーズの核。 |
| その他メディア | 小説、漫画、アニメ(デリコズ・ナーサリー)、DMM TV配信で連動拡大。 |
| 最近の動き | 2024年15周年で過去作見放題配信が増え、さらに広がり中。 |
DMMの「TRUMP」プロジェクトは、吸血鬼と人間が共存する世界を舞台にしたエンタメシリーズです。
不死の伝説「TRUMP」をめぐるドラマが中心で、舞台から多方面のメディアへ広がり人気を集めていますね。
グランギニョルのメンバー経歴
グランギニョルのメンバー経歴とはいったいどんな人たちなんでしょうか?
グランギニョルのメンバーは、V系で長く活躍したベテランたちです。
しかし過去のバンド名はほとんど公開されておらず、ミステリアスなイメージを保っているようです。
| メンバー | 担当 | 特徴・経歴 |
|---|---|---|
| カラス | ボーカル(ボーカル) | バンドの顔で、美しい歌声が魅力。V系シーンで実績を積んだ中心メンバー。 |
| 雹夢(hakumu) | Gt.(ギター) | かっこいいギターソロが光る。若手ながら経験豊富。 |
| I.O.だ。 | Ba.(ベース) | 太い低音で曲を支えるベテラン。サポートで活躍してきた。 |
| その他(kakeruなど) | Gt./Dr.など | V系出身でライブが強い。詳細は公式プロフィールで。 |
グランギニョルのバンドとしての世界観は?

グランギニョルの世界観は、昔のフランスの怖い劇場「グラン・ギニョール」から来ています。
美しいヴィジュアルの裏に血や恐怖など、まさに吸血鬼の寂しさだったり許されない恋を、V系の派手なメイクと衣装で表現しているんですね。
これだけの壮大なプロジェクトで注目を浴びない訳ありませんよね。
バンドはTRUMPシリーズの暗い話部分を音楽で表現しており、不死身じゃなくなった吸血鬼たちの悲しいストーリーを届けます。
黒目線メイクやセーラー服コスプレが特徴なバンドスタイルですね!
活動に批判が出た事もある?
V系バンドとして人気は出ていますが、一部の活動が批判を浴びた事もありました。
それは2025年12月の沖縄公演「ひめゆり学徒隊」で、セーラー服コスプレや宣伝画像の加工写真が「戦争犠牲者を軽視」と炎上しました。
結果公演最終日が中止になりました。
烏-karasu-が公開した写真に対し、Xでは厳しい声があがっている。
これに対し世間からはこんな声が聞かれるようです。
空襲警報きいて楽しめないよ…
— Doxxed🎒 (@Cryptosamarai) December 12, 2025
地震か津波か忘れたが、
Jアラートっていうのでも怖いよ pic.twitter.com/GnnIu80i4D
沖縄公演が中止になったにもかかわらず、公式の謝罪や説明は一切なく、地元への配慮や観客への誠実さが欠けていると感じた人もいたのも無理はありません。特に沖縄には今もなお、戦時中の記憶が強く残っていることを考えるとなおさらです。
— NIKA | 𝔽rAI (@Nika_Krypton) December 12, 2025
| 批判点 | 詳細 |
|---|---|
| 公演タイトル | 「ひめゆり学徒隊」を沖縄戦犠牲者を連想させるタイトルとして「茶化し」と非難。 |
| コスプレ・衣装 | ボーカルkarasuのセーラー服コスプレ自撮りが「歴史を侮辱」と問題視。 |
| 宣伝画像 | 学徒隊写真に黒目線加工を施し投稿。「軽視」と炎上。 |
| 演出要素 | 空襲警報音源使用が戦争を再現する不適切演出と批判。 |
| 対応の遅れ | 中止発表が謝罪なしで「反省なし」とさらに非難殺到。 |
このような感じで批判が出ました。
これだけ見ると迷惑系バンドなのかなぁと思ってしまいますが、グランギニョルはそういったバンドではありません。
炎上した後も音楽性やV系の世界観を支持するファンが多いようです。
表現の自由と歴史尊重の議論は残るようですが、今後どのような活動スタイルで継続して行くかが注目されていますね。
まとめ
グランギニョルは2025年活動開始のV系バンドで、TRUMPシリーズの吸血鬼世界をゴシックホラー音楽で表現しています。
V系バンドというジャンルの人気を再燃しているという貢献はものすごいですが、時には批判が出るような活動もあるようです。
今後どのような活動をし、期間がどのくらいあるのか分かりませんが注目はし続けるでしょうね!
見逃せないバンドであることは間違いありません!
