日本の夏といえば、TUBE!と言われるくらいその存在が世間に認知されているグループです。
そのTUBEのボーカルの前田亘輝(まえだのぶてる)さんと言えば突き抜けるようなハイトーンボイスが一番の魅力と言われています。
そんな前田亘輝さんですが、「なんとなく声が出てないように感じる」「昔の曲よりキーが下がった気がする」と言われているようです。
長年にわたり日本の音楽シーンを盛り上げてきた前田亘輝さんの歌声に、一体何が起きているのでしょうか?
TUBEのファンなら誰もが気になる「キー下げの」理由とハイトーンボイスの今後についても調査しました!
TUBE前田亘輝は声が出てないと言われている?

TUBEのライブやテレビを見た後、「ボーカルの前田亘輝さんの声が出てない」と言われているようです。

TUBEの前田亘輝悲しいぐらい全然声出てないな。曲知っててもあんまり盛り上がらない。



還暦になったから加齢に関係あるのかも



でも全盛期の声を聴いてきた人からするとやっぱり違和感あるよね。
このように言われているんですね。
でもこういった声は、長年TUBEの音楽を楽しんできたファンだからこそ、正直な意見だと言えるかもしれませんね。
TUBEは1985年6月にデビューしました。
。1986年発売の3rdシングル「シーズン・イン・ザ・サン」が爆発的なヒットを記録し、本格的なブレイクを果たす。
引用:音楽ナタリー
1980年代~1990年代に出した名曲のほとんどが高いキーで歌われています。
そのボーカル力は凄く魅力でしたよね。カラオケで同じキーで歌おうとしたら普通の男性では到底出ません!
それを毎回ライブでヒット曲を原曲キーのまま歌い続けるので、本当に凄い!
日々のボイストレーニングなどで喉のケアはかなりしているかもしれませんがそれでも凄いですよ!
しかしここ最近は前田亘輝さんの声が出てないと言われるのがキーを下げたことによるものだと言われています。
そんな前田亘輝さんがキーを下げた理由は何でしょうか?
それには次の3つの理由があると言われています。
前田亘輝がキーを下げた3つの理由!


前田亘輝さんの声が具体的に「声が出てない」と感じるようになったのは、いつ頃からなのでしょうか?
TUBEの曲は凄く高いキーのものが多いですよね。
でも2010年代に入ってから、ライブアレンジなどで原曲よりも半音~1音ほどキーを下げて歌われることが増えたと言われています。
その辺りから徐々に前田亘輝さんがキーを下げるようになってきたのではないでしょうか。
理由①:声帯の手術が原因と言われる


前田亘輝さんは2016年頃に声帯の手術を受けています。
声帯に「のう胞(のうほう)」という水ぶくれのようなものができてしまいました。
良性の腫瘍だったという事ですが、これが原因で声が出しにくくなったり、かすれたりしていたそうです。
この喉の不調により、2011年頃から徐々にキーを下げていったようですが、前田亘輝さんにとっては悩み深かったでしょうね。
なのでこのままこの「のう胞」に対して様子を見ていたのでしょう。キーを下げただけで済むのか手術した方が良いのか。
歌手にとって、声帯の手術は大きな決断ですからね。
手術後に以前のように完璧に高音を出すためには、リハビリや歌い方の調整が必要になります。
この手術が、キーを下げるという選択に繋がった理由だと言われています。
理由②:加齢によって声帯や呼吸する筋肉の衰えがあるから


これは前田亘輝さんだけでなくすべての歌手に共通する理由だと思います
年齢を重ねると、声に関係している体のパーツもだんだん変化していきますよね。
- 声帯の柔軟性の低下: 声帯の粘膜が硬くなって、若い頃のようなハイトーンな声が出しにくくなります。
- 呼吸する筋肉の衰え: 高音を出すには、息をするときにお腹の周りの筋肉(呼吸筋)で調整しますが、その筋肉が衰えてきます。
- 声帯の粘膜を支える細胞が加齢で減少して、弾力がなくなったり声の潤いが少なくなります。
発声には発声器官(喉頭,呼吸器系,共鳴管腔),すなわち喉頭の機能を司る中枢神経・末梢神経系,喉頭あるいは呼吸の運動を行う筋,振動する声帯粘膜組織などが関与している.
これは自然な体の変化であり、前田亘輝さんも例外ではありません。
このような理由で声がかすれてきたりして声も出ないようになるんですね。
結果歌う時に声が出ないのでキーを下げざるを得ないかもしれません。
理由③:楽曲のアレンジをしているから


前田亘輝さんがキーを下げるのは、高音が出せないからという理由だけではないかもしれません。
確かに加齢が原因で起こることは誰にでも起こりうることです。
一般の人だったり、アマチュアの歌手ならそれで歌う事を断念するでしょう。
しかしプロのボーカリストの前田亘輝さんは支えてくれたファンのために、「今の自分にしかできない表現」をしています。
キーを下げることで、高音を出すための体力的な負担を減らして、その分歌に込めた感情や表現に集中するアレンジをしています。
長年の歌手生活の経験から前田亘輝さんだからこそできる、「表現力」を優先したプロとしての選択ではないでしょうか?
キーを下げた歌い方が違和感あるのは確かです。原曲キーを聴きたいからファンになったかもしれないですしね。
でもそれをずっと保つのは人間として限界が来るんですよ。
それを前田亘輝さんも分かっているので、歌の表現力にアレンジをしファンに喜んでもらえる事を常に考えていると思います。
ハイトーンの「今後」はどうなる?プロとしての進化


キーを下げることによって声が出ないように聞こえたりと前田亘輝さんの歌い方が変わったりしました。
「前田さんのハイトーンはもう聞けないの?」と心配になるファンも多いかもしれません。
そのように心配になる気持ちはすごく分かります。実際はどうなんでしょう?
全盛期の突き抜けるようなハイトーンは、以前と同じようには聞けないかもしれません。
しかし前田亘輝さんの歌声は「衰退」ではなく「進化」しているのではないかと思っています。
以前より無理のない音域で歌うことで、歌詞に込められた気持ちも深く表現できるようになったのではと言われています。
それに前田亘輝さんが高音域を調整するようになってからMC力を発揮したり、エネルギーを違う形に使うようになりました。
それもファンにとったら嬉しい対応の一つかもしれませんね。
世間の声
前田亘輝さんの声が出てないと言われ、それがキーを下げた事と関連すると言われています。
キーを下げた理由やハイトーンの今後について考えてきましたが、世間の声はどう言われているのでしょうか?
こんなこと言ってもどうしようもないってわかってはいるんですけど、小田和正や山下達郎が原曲キーでバリバリ歌いまくってる中、キーをガッツリ落として歌ってるTUBEの前田亘輝を見てるのがとてもつらい時があります。
— のえ☆うちんだい (@noe_uchindai) August 20, 2022
さすがの前田亘輝もあー夏休み原曲キーはしんどくなってきたか
— カナ (@kana) July 30, 2024
キーを下げても違和感があまりないので前田亘輝の歌のうまさがよくわかる。
— 石川 (@Wa11abie) July 12, 2020
キーを下げた事でショックを受けている方が大半いるかもしれませんが、前田亘輝さんの歌が上手いと改めて感じてる方もいますね。
ファンが何を求めているのかは人それぞれです。
しかし前田亘輝さんが全盛期のようなハイトーンボイスが出にくいという現実は変わりません。
これを機に曲そのものの情景を感じたり、それを表現する前田亘輝さんの歌い方を聴くというのも新たな楽しみかもしれませんね。
まとめ
TUBEのボーカル前田亘輝さんの声が出てない。キーを下げた理由とハイトーンの今後について記事を書きました。
一世風靡をした有名人というのはファンは輝きの頂点に立った日をずっと忘れていませんしそれが懐かしいものでしょう。
前田亘輝さんの歌い方が変化したことに違和感はいつまでも消えないかもしれませんが、新しい形でのTUBEを聴くのも良いかもしれませんね。
