みなさんは「名古屋飛ばし」という言葉を知っていますか?
「名古屋飛ばし」とはライブなど全国主要都市で開催されるのに「名古屋だけ」開催されない事を言います。
そしてその「名古屋飛ばし」がライブだけでなく「地震」や「台風」からも飛ばされているというのです。
地震だけでなく台風までもが、当初名古屋を直撃する予報が大きく反れる進路に変わったりしました。
ただの偶然だとは思いますが、「名古屋飛ばし」って何?と興味が湧いてきませんか?
「名古屋飛ばし」の3つの理由と、今までどんな事が「名古屋飛ばし」に関連したのかを調査してみたいと思います。
名古屋飛ばしされる理由3選
理由①東京、大阪に近いから
「名古屋」という地域は新幹線で東京まで1時間半ほど、「大阪」にいたっては50分ほどで行き来できます。
全国でライブツアーなどを行うアーティストからすれば「名古屋」のファンを「東京」「大阪」に分散させる事でコスパを抑えれます。
3都市とは言われますが、「東京」、「大阪」の真ん中にある「名古屋」で開催すると人件費や輸送費がかかります。
それなら「名古屋」で開催せず、「東京」「大阪」でもう1公演増やそうかと考えても不思議はないですね。
ただ最近では以前のように「名古屋飛ばし」はされずに「名古屋」でもライブが行われてますね。
空港の近くにある程度のキャパシティが見込める「Aichi Sky Expo」も2019年頃より開業し、そこでライブも多く開催されてます。
理由②名古屋の人はお金にシビアだから
名古屋の人の「気質」というか、見えるところにはお金をかけても、見えないところにはお金をかけないと言われてます。
良いものでなければお金を払って参加することはしないため「東京」「大阪」と比べるとお客さんの出入りが少ないんだそうです。
なので逆に言えば、「名古屋」から火が付いた「名古屋発信」のアーティストは他の地域に行っても売れると言われるんですね。
理由③小規模会場が相次いで改装しているため
1980年代人気を博していた「マイケル・ジャクソン」や「マドンナ」が来日した際、名古屋で公演をしない事がありました。
今現在でも海外のアーティストが来日公演をする時でも「東京」「大阪」の2都市でしか公演をしない事があります。
日本のアーティストも公演を見送るときがあるのは愛知県内の主要小規模会場が相次いで改装している事も要因ですね。
例えば最大10000人収容できる日本ガイシホールも改修工事が2025年6月末までの予定が、期日未定に変更されています。
そして3000人収容できるセンチュリーホールも2026年6月30日までと「名古屋」で人気の2会場が使用できなくなっています。
あとは、バンテリンドーム名古屋の大規模会場くらいしかないのでアーティスト側としては渋る要因としてはありますよね。
改修工事は建物の老朽化を防ぐための大切な事業なのでやむをえません。
2年ほどは待つしかないですが、改修工事が終わったら各アーティストもこぞって公演をすると思いますね。
地震や台風も名古屋飛ばししている
ライブが開催されないのは人為的なものがありますが、地震や台風などの自然災害も「名古屋飛ばし」をしてると世間から聞かれます。
2024年8月8日午後4時43分頃、宮崎県南部で震度6弱の地震が発生しましたよね。
そして翌日9日午後7時57分頃に、今度は神奈川県西部で震度5弱の地震が観測されました。
連日の南海トラフに関連する地域の地震だったため日本中が騒ぎになったと思います。
それなのに宮崎県と神奈川県の間にある名古屋には何も起こりませんでした。
地震にすら名古屋飛ばしされる名古屋とはいったい?
— Kyohei (@a7_re) August 9, 2024
いつもなぜか台風が華麗に避けていく愛知県、地震にすらも名古屋飛ばしされててちょっと笑えるけど本当に来ないでほしい、南海トラフ
— 國立 華蓮 (@karenkokuryu) August 9, 2024
また名古屋飛ばしか。
— ベリ夫 (@bradbury_jp) August 25, 2024
台風縦断か 当初の予報より西寄り#Yahooニュース
https://t.co/e6EZ35nVVR
本当にたまたまの事だとは思いますが、「名古屋に来る」地震や台風など大災害級の物が相次いで「名古屋飛ばし」をしています。
特に台風に関しては進路が急激に変更してますので世間の声も大きくはなりますよね。
名古屋付近にお住いの方は笑い話にできるくらいのものですが、自然の驚異はいつ起こるか本当に分かりませんからね。
甘く見ている訳ではありませんが、災害対策を怠らない程度に笑い話にすれば良いと思います。
まとめ
「名古屋飛ばし」の意味を探っていくと確かに笑い話としては面白いですね。
地震や台風などの自然災害でも「名古屋飛ばし」が当てはまると認識され始めています。
良い意味か、悪い意味か、捉え方は住んでいる地域の方次第ですけどね。
こういったワードがあるのは逆に主催者側も開催せざるをえないかもしれませんね。
ある意味「強み」とも言えるのではないでしょうか。
ですが、地震や台風などは永遠に「名古屋飛ばし」してくれる事を願いましょう!
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